実は一般的に車のシートは、乗降性や見た目、軽量化、コスト性を重視しているため着座姿勢はあまり考慮されていません。世界的にみても日本のクルマはその傾向が強いのが現状なのです。さらに、使用によるシートのヘタリ、各々の体型によっても影響は出てくるので正しい姿勢で座ることが難しいのです。特に腰痛持ちの方は、普段から姿勢が悪く運転時にも一時的に楽な座り方をしてしまう傾向があります。
そうすることで、さらに腰に負担をかけてしまうことになるのです。
運転時に腰を正しい位置にサポートできれば腰への負担は軽減できます。
私達は、人間工学に基づいた設計を接骨院の先生方と共同で進め、理想的な姿勢を取ることのできるクッションを生み出しました。
背骨が曲がった前かがみの状態。
背中に隙間が空き部分的にカラダを支えるため腰に負担がかかりやすく疲れやすい。
理想的な背骨のS字ラインが荷重を分散し、カラダを面でささえるため疲れにくい。
人が立った状態は、背骨のカーブがS字を描く腰に負担の少ない理想的な姿勢と言われています。
しかし、通常のクルマのシートに座る姿勢は前途の理由により、立っている時よりも腰椎や椎間板に負担を与えます。エルゴテラは、通常のシートに載せるだけで座面と背面の形状を背骨のS字カーブを作り出し、理想的な姿勢へと導く、腰に適切なシートに変化させるのです。
適度な剛性の芯材をベースにしている為、面圧がかかることにより、シートの不要な沈み込みを抑え、エルゴテラの正しいドライビングポジションを作り出します。初めは固いと思うかもしれませんが、使い込むうちに違和感は無くなります。